身の回りの自然エネルギーを吸収し、自己再生する蓄電池の実現は、私たちの長い間の夢であり、クリーンで省エネルギーという時代の要求にも応え得るものです。また、ユビキタス電源やマイクロマシン用電池実現への道を拓く技術としての期待もあり、このような電池実現への要請は益々高まる趨勢にあります。上述の夢を実現するために、空気中の酸素を吸収して放電し、光を吸収して自己再生する二次電池等の研究を進めています。
光還元機能を有する材料等、自然エネルギーを物質変化の形で蓄積可能な機能材料の研究を進めています。また、これら材料を基に、マイクロマシン実用化の鍵を握るマイクロ(米粒よりも小さな)電池の実現を狙いとした検討を進めています。
大学における知的財産の創出・活用を通じての社会貢献の促進や国の制度改正へ反映等を狙いとして、将来を見据えた特許制度・特許法のあり方や大学と企業における知的財産戦略の相違等に関する調査・研究を進めます。